クリスマスのイディオムが出てくる会話文

まず、以下の会話文を聴いて、読んでみましょう。会話の中に隠れている7つのイディオム(慣用句)、すべて意味がつかめるでしょうか?

まずは聞いてみよう

 

次に読んでみよう

Aya:
How was the client’s new office?

Dan:
The office was wonderful! But the tea they served was terrible.And they gave me a cheap little gift; this mascot doll.
I’m not sure what I’m supposed to do with it …

Aya:
Well, you shouldn’t look a gift horse in the mouth!
It’s the thought that counts.

Dan:
Yeah, I guess you’re right, sorry.
Speaking of which, the new building is completely non-smoking.

Aya:
That must be tough for you smokers, eh?

Dan:
Well, no, actually, I went cold turkey and quit smoking!

Aya:
Good for you!By the way, how are the key negotiations going?

Dan:
So far so good.Since the client is starting a new business, we can expand our business with them through this new contract.
It was unexpected, but it’s a great opportunity!

Aya:
We’ve wanted to get this client for ages, so getting this deal feels like Christmas came early this year.
Our president was absolutely delighted when he heard the news.

Dan:
And rightly so. Deals like this only happen once in a blue moon.
The only problem is that they create so much extra work, and I hate having to do overtime.

Aya:
Well, the important thing is not to get your tinsel in a tangle and deal with each stage step by step.
Anyway, let’s organize a party for the everyone in the team when the contract is finalized.
The more who can join the merrier!

【訳】

Aya:
クライアントの新しいオフィスはどうだった?

Dan:
素晴らしかったよ! でも、正直出されたお茶が美味しくなかったんだ。
しかも安っぽいギフトをもらっちゃったよ。このマスコット人形。
何に使ったら良いのやら…

Aya:
ちょっと、いただき物の粗を探すのはよくないよ
大事なのは、気持ちだからね

Dan:
うん、その通りだ。申し訳ない。
そういえば、新しいオフィスは禁煙だったよ。

Aya:
喫煙者のあなたにとっては厳しいわね?

Dan:
いや、僕は完全にタバコを止めたのさ!

Aya:
それはいいことだわ!ところで…肝心の商談は上手くいっているの?

Dan:
今のところ良い感じだよ。クライアントが新規事業を始めるから、新しい契約をとれそうなんだ。
予想外のチャンスだよ!

Aya:
私たちは長いあいだそのクライアントを狙ってたから、もし契約がとれたら、すごく嬉しいわね
社長が聞いたらきっと喜ぶわよ!

Dan:
まったくだね。こんなチャンスはめったにないよ。
問題は、(契約が決まったら)たくさん仕事が増えそうなことだよ。残業するのは好きじゃないんだ。

Aya:
重要なのは、焦らず落ち着いて、少しずつ進めていくことね。
いずれにせよ、契約がとれたらチームみんなでパーティーでもしようよ!たくさん人を集めたら盛り上がりそうだね

イディオムの解説

会話全体の意味はつかめたでしょうか。それでは、一つひとつのイディオムの詳細を確認していきましょう。

1. Don’t look a gift horse in the mouth

直訳すると「馬の口の中を見るように、贈り物をみてはいけない」になります。これは、馬の歯を数えると年齢がわかることに由来し、「あらを探すように(非常に詳しく)贈り物を見てはいけない」という意味になります。

2. It’s the thought that counts

“thought”は「考え」や「気持ち」、”count”は「数える」や「重要とみなす」という意味になります。つまり、「気持ちが大事です」という意味になり、プレゼントに対しても使われる表現になります。

3. Go cold turkey

そのまま訳すと「冷たい七面鳥になる」となります。クリスマスでは、七面鳥を食べるご家庭もあるかもしれません。ただ、この表現では七面鳥を食べることを示すのではなく、「悪い習慣を完全に絶つ」という意味で使われます。

4. Christmas came early this year

「クリスマスが今年は早く来た」という意味から転じて、「嬉しいこと、幸せなことがある」ということを示す表現になります。

5. Once in a blue moon

“blue moon”は月に2回目の満月のことを差します。満月は1ヶ月に1回であることが多いので、“Once in a blue moon”で、「とても珍しい時」をあらわします。

6. Get your tinsel in a tangle

“tinsel”は「クリスマスの飾り」を表し、“tangle”は「(糸などが)もつれる」という意味です。つまり、「クリスマスの飾りをもつれさせる」と訳せます。この表現は、否定形と一緒に使って「(慌てて)物事を混乱させないようにね」という意味で使われることがあります。

7. The more the merrier

今回最後の慣用句です。この表現はそのまま「たくさん集まれば、ますます楽しくなる」という意味になります。クリスマスや誕生日を祝うパーティーなどで使われる表現です。

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いかがでしたか?クリスマス以外でも使われることがある、クリスマスにちなんだ表現をご紹介しました。

さらにネイティブらしい英語イディオムを知りたい方は、これらの記事も参考になると思います。

これらの表現を自然に使うことができれば、ネイティブスピーカーに1歩近づけるかもしれませんね。
音声を聴きながら、なんども練習してみてください!

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