2. 要領よく単語を覚える5つのステップ
単語を覚えるのには“イメージ”と“シチュエーション”が大切ということは理解できましたでしょうか?
とても大切なことなので、絶対に忘れないようにしておいて下さい。
それでは、具体的にどう学習していけば“イメージ”と“シチュエーション”の中で、効率よく覚えられるのでしょうか?
ここでは、そんな疑問にお答えする5つの練習ステップを紹介していきます。
一つ一つはとても基本的なことですが、確実に大きな違いが出ます。
◆STEP1.興味のある記事や物語などを読む
まずは自分の興味のある英文を読んでみましょう。
海外のスポーツ記事や物語、ダイアログでも構いません。
興味があるコンテンツならば、モチベーションが下がらずに続けられますし、楽しく学んだことは印象にも残りやすい。
まさに、一石二鳥なのです。
◆STEP2.分からない単語をピックアップ
知らない単語や、意味がわからなかった単語をピックアップしていきます。
英単語は”staff(職員・杖)”のように、同じつづりでも全然く異なる意味を複数持つものもあります。
自分の知っている意味で読むと文章がおかしくなると感じたら、その単語もチェックしておきましょう。
◆STEP3.単語の意味を『英英辞典』で引く
先ほどピックアップした単語を辞書で引いてみましょう。
ここでのポイントは『英英辞典』を使うこと。
例えば”apple”であれば、英英辞典には”a hard round fruit that has red.”などと書いてあります。「赤い」「丸い」「果物」というイメージを、英語のまま覚えることができるのです。
また、説明の中で意味がわからない単語があれば、そちらも英英辞典で引くことにより、関連付けて覚えることができます。
もし、英英辞典が難しいと感じるならば、単語の意味を視覚的に覚えることができる『ピクチャー・ディクショナリー』を使用しても構いません。大切なのは、単語の意味をすぐにイメージできるようになるということです。
◆STEP4.単語帳、ノートに書く
調べた単語の意味は、単語帳やノートなどに転記してください。
できれば、ノートや鉛筆などのアナログツールを使うことをおすすめします。
実際に自分で書くことで、頭だけでなく体に覚えさせることができるからです。
◆STEP5.反復練習
単語帳やノートに転記した内容を通勤時間などに繰り返し見返したり、声に出したりしてみましょう。
反復練習によって、覚えた単語をしっかりと記憶に定着させていくことが重要です。