6. 予算の話題によく出る10Mの「M」や「K」って何?
企画書などでのビジネスで予算を表す単位で「10M」や「10K」など、数字の後ろに大文字のアルファベットがついた表現を見たことがありませんか?
実はこれもアルファベットではなく、ローマ数字なのです。
通常「10M」と書かれていたら、「M」はmillionを表すため
「10×100,000(one million)=10,000,000(一千万円)」です。
※円の場合です。$の場合は$10,000,000(テンミリオンダラー)です。
「10K」と書かれていたら「K」はkiloを表しますので、
「10×1,000(one kilo)=10,000(一万円)」です。
※円の場合です。$の場合は$10,000(ワンキロダラー)です。
実は「M」や「K」には絶対の決まりはなく会社によって表記は異なる場合があります。例えば「M」の場合、「10m」と表すこともあれば、「10MM」と表すこともあります。これには理由があります。大文字の「M」が1000を表すローマ字であるため、小文字のmを使って10mとするのが正しいという説がある一方、M=1000として10×1000×1000=10,000,000(一千万)なので、10MMと大文字2つで表記するのが正しいという説もあるのです。
なので厳密にいえば、大文字の「M」や「K」と小文字の「m」と「k」では大きく単位が変わってきますが一般的には「1M」は100万、「1K」は千としての単位で一般的に通っています。ただし企業によって単位が変わっることもありますので、もし違和感を感じる事があれば?「私の会社では10Mは1000万を表しますが、認識が違ってますか?」と確認してみてください。
いかがでしたか?
英語の数字の攻略法は、とにかく音声を聞きながら繰り返し音読して覚えること!
またローマ字のように、その由来を覚えると覚えやすいです。
あとはカンマの位置と位の表現方法を覚えていれば、それほど迷うこともないでしょう。
この記事を読んで、英語の数字をスラッと発言できるようになれば幸いです。