ーー今回はインタビューへのご協力ありがとうございます。さっそくですが、ベルリッツで受講を開始する前の、英語学習経験についてお伺いさせてください。
中学と高校の授業だけですね。小学校の時に英会話教室に通ってたことはあるんですけど、2~3ヵ月ですぐ辞めちゃったので…。当時はプロレスが好きで、その技名が英語の名前が多くて。 例えばバックドロップっていう技があるんですが、ドロップってどういう意味なんだろうって。 そういうことから英語に最初に興味をもちました。ただ、アウトプットをする機会はもうずっとなかったです。
ーーでは大人になって、英会話を始めようと思ったきっかけについてお聞かせください。
昔から、英語を話せる日本人ってかっこいいなと思っていて。 ずっと憧れというか、英会話をやってみたいという気持ちがありました。ですが、なかなかそのチャンスがなくて。多少時間に余裕が出てきたので、ちょっとやってみようかなと思い受講を始めました。長年の夢が叶ったというところですね。
ーー「英語を話せる日本人ってかっこいい」と思うきっかけになった憧れの人がいらっしゃったんですか?
昔、電車で外国人の方が「行き先までどうやって行ったらよいか分からない」と英語で僕に聞いてきたことがあって。 でも当時は英語が分からず、断ってしまった。そのとき一人の男性が近づいてきて、僕の代わりに英語で答えてくださったんです。この経験もきっかけのひとつです。
ーーそれでは、ベルリッツを選ばれた決め手は何でしたか?
他の英会話教室の体験レッスンもいくつかいったのですが、 ベルリッツの体験レッスンで担当してくれた先生が良かったこと、また同僚から「ベルリッツが良いんじゃない?」と言われたことが大きかったです。
先生は体験レッスンのときに、僕の趣味の映画について話を広げてくれて。自分の興味に合わせてくれる雰囲気があって、話しやすかったことを覚えています。
ーー次に、ご受講開始後についてお伺いします。ベルリッツで受講を開始して最初の頃、どのようにレッスンに臨んでいましたか?
そうですね、最初のころは緊張感もありましたが、もう英語を習うという夢が叶ったというところで夢見心地で。
担当の日本人カウンセラーさんに録音アプリを勧めてもらい、 始めた時から今までずっと全部レッスンは録音してます。 最近では、始めた頃の録音を聞くと「とんちんかんな返事してるな」とか、先生が質問したことに対して「全然関係ない答えを言っているな」と気づくことがあって、少し経ってから聞き返すのも面白いなと思っています。
ーー「最初の方は夢見心地で、ただその中でも緊張感もあった」とのことですが、どういったときに緊張したり、大変だなと感じられましたか?
最初は、教師が毎回変わることや、レッスンの流れや学習ペースをつかむのに時間がかかりました。 今でこそ教材に目を通してからレッスンに臨んでいますが、最初のころは予習せずに臨んでいたんですよね。予習して行くと、先生の出番がなくなるんじゃないかと思っていたこともあって…。 でもそれが良くなかったんだと思います。やっぱり予習は大事だと最近は思います。
ーー受講されるなかで、自分に合った学習ペースを見つけられていったんですね。
そうですね。学習ペースがつかめると余裕が出てきて、それぞれの先生と話した内容がある程度記憶に残るんですよね。先生の誕生日とか、趣味とか。自分の学習ペースがつかめてから、通うのが楽しくなりました。
ーーペースをつかまれた今では、教師とのコミュニケーションを楽しまれているのが伝わってきます! 続いて英語だけのレッスンで「教師が言っていることが聞き取れない」というとき、どんな工夫をされていますか?
良い先生ばかりなんですけど、早口の先生もたまにはいらっしゃって。聞き取れないときは、分かったふりをしないようにしています。分からないのに「うんうん」ってうなずいていると理解してると思われてしまうので。
ただ、あまり食い下がっても、時間ばかり過ぎてしまって良くないですし。今まで一回だけ、分からないところに時間をかけすぎてレッスン内容が終わらないということがあって。 それ以来、質問してもどうしても理解できないときは、次に進んだ方が良いなと思っています。どうしてものときは録音を聞き直せるので。
ーー分からないところは、できる限りレッスンで解決するという意識は本当に素敵です。ただ40分という限られたレッスン時間の中で、どの程度疑問を消化するかという点でも工夫されているんですね。録音はどのように自習で活用されていますか?
録音アプリが会話の内容を文字起こししてくれるので、活字を読みながらまず録音したものを聞き直しています。意味がわからなかったところは調べていると、「ああ、先生はこういうことを言ってたんだ。変な回答しちゃったな」と気づくことがあるので、 「よし、次回もし同じような内容になったとき、ちゃんと答えられるよう準備しよう」という使い方をしていますね。
ーー次のレッスンにつなげるという点を意識して録音を活用されているんですね。
そうですね。
ーー今までレッスンで学んで記憶に残っているフレーズや単語はありますか?
いっぱいありすぎて…(笑)つい最近だと「It pays to be nice.」です。「良いことすれば報われるよ」というような意味なんですよね。僕、もともと「情けは人のためならず」っていう言葉が好きで。人に優しくすれば、いずれ自分に返ってくるよっていう。だから、似た意味の「It pays to be nice.」っていう言葉がすごく印象的だった。この言葉、良い言葉ですよねって先生にも伝えたりしました。
ーー録音を活用してどんどんフレーズを増やす中で、好きな英語の言葉も見つけられたんですね! それでは、自分の言いたいことがうまく言えない、というとき古賀さんはどうされていますか?
全然言葉が出てこないときは「I can’t explain.」って逃げちゃうときもあるんですが…。でもなんとかあきらめずに伝えようと努力しています。
ーー一生懸命伝えようとする姿勢は絶対教師に伝わりますよね。何かレッスンでのエピソードはありますか?
一番印象に残っているのは、レッスンでお家の話をしていたときです。 二階建てでリビングに階段がある間取りの「リビングイン階段」というのを英語で言いたいけれど、どう伝えたら良いか分からなくて(笑)諦めちゃいけない、なんとなくでも伝えたいと思って「Upstairs in the livingroom」って言ってみたり…。頑張ってみて、それが先生に伝わった時はすごく嬉しかったですね。
ーーその単語を連想できそうな別の単語をつかって、伝えるようにされていたんですね。
はい、そうですね。
ーーうまく言えない時にプレッシャーを感じる場面は、最初のころはありましたか?
うーん、先生がこちらのペースに合わせてくれるので、あまり感じなかったですね。 プレッシャーというよりは次につなげるために、次回は言えるように復習しようというところに意識を向けていました。
ーー今まで工夫をお伺いしてきましたが、英語だけで行われるレッスンで未だに難しいなと感じるところはございますか?
ひとつはやっぱり言語学習って終わりがないじゃないですか。同じ意味でも表現の仕方は色々とありますよね。そこの難しさを感じます。 最初の挨拶も「How was your week?」という先生もいれば、「How’s it going?」という先生もいるし。いろいろな挨拶の仕方があって、返事がつまってしまうこともあります。
あとはイギリス英語とアメリカ英語で発音の違いで、例えば「water」っていう単語とか。そのほかにもアクセントだけではなくて「その人」によっても違うじゃないですか。同じイギリス英語でも違ったりする。その違いが難しくもあり、面白くもあります。
ーーアクセントの違いを実際に発見すると面白いですよね。 予習復習についてはいかがですか?
最初のころは復習は録音を何回も聞き直すこと、あとはonline practice(ベルリッツ教材に付属している自己学習コンテンツ)をやっていました。
ーー学習をすすめるなかで、最初のころと予習復習方法は変化しましたか?
慣れてきてからはレッスンで消化できなかった疑問を調べることと、あとは最近YouTubeにある英会話動画をよく見てますね。これが結構面白くて。3分ぐらいの会話なんですよ。一回目は字幕を見えないように隠して、動画だけで会話内容を想像します。次に字幕を見ながら内容の理解を深めています。
Online practice(ベルリッツ教材に付属している自己学習コンテンツ)の使い方の変化でいえば、文章には音声がついていて再生もできるので、まず音声だけを聞いて、内容を想像します。次に文章を見ながら音声を聞いて、理解を深めるようになりました。さっきの動画の学習法と一緒ですね。
ーー自己学習について、お仕事と両立するうえで時間の確保が難しいなと感じたことはありますか?
うーん。あまり感じないですかね。 通勤が大体1時間かかるので。 通勤時間にリスニングの復習をしてます。
ーー隙間時間をうまく活用されているんですね。では次に、受講を通して、もし何か変化を実感したことありましたらお伺いしたいです。例えば、もちろん英語力もそうですけど、自信だったりとか、夢や目標ができたとか。
まだ実現はしていないですが…将来、海外に移駐したいとかいろいろ夢はありますね。あとは英会話を趣味で始めている分、いつまでにこれくらいできるようにっていう目標がないままやってるので。 (受講を始めて)二年半経つので、そろそろ自分の実力を確認するためにTOEIC®を受けてみるのもいいなと思っています。
ーー素敵ですね、その他ベルリッツのレッスンで印象に残っているものはありますか?
大事なところをメモで書いて渡してくれるので、それがすごく助かります。教材や録音だけだと分からないこともあるので、メモを見返して「そっか、この時、先生はこういう風に言ってたんだ。」と思い出すことができます。
あとは教師がメモにイラストを一緒に描いてくれるときもあるんですよ。それがすごく分かりやすくて。
ーー単語や文法を紹介するときに、イラストを教師が描いていたんですか?
そうですね。イラストがあると理解度が上がるというのはありますよね。
あるときはホワイトボードに「Bob」と教師が名付けたキャラクターが足を怪我している絵を描いて、それで「Bobに何があったか英語で説明してください」とか言われたり(笑)
ーーオリジナルのキャラクターを登場させているんですね(笑) Bob、印象に残りますね。
そうですね(笑)
ーーでは最後に、ベルリッツでレベル1→5までレベルアップされて、英語を初めて習うのに英語だけを使用するベルリッツのレッスンについて、古賀さんはどのようにお考えでしょうか?
僕は死ぬまで勉強だと思っているし、語学は勉強の終わりがない。僕の場合は自分の成長を感じるために続けています。
生涯学習だからこそ、自分の成長のために英語を英語で学ぶっていう環境に身を置く。大変って感じる方もいらっしゃるかもしれないけれど、後々やっぱり英語で学んでおいた方が良かったと思うと思います。
あとは将来、海外移住や海外旅行をしたいと思っているので、僕のようにそのときに備えておきたいなと思う方がいらっしゃれば、ぜひベルリッツをおすすめしたいです。
ベルリッツには優秀な先生や日本人カウンセラーさんがいらっしゃるので。安心して受講できる仲間がいます。
ーー古賀さん、ありがとうございました!