月曜日~日曜日のスペルと略

まず各曜日のスペルです。(  )内は書き言葉で省略するときに使います。曜日の頭文字は常に大文字です。

  • 月曜日=Monday(Mon)
  • 火曜日=Tuesday(Tue)
  • 水曜日=Wednesday(Wed)
  • 木曜日=Thursday(Thu)
  • 金曜日=Friday(Fri)
  • 土曜日=Saturday(Sat)
  • 日曜日=Sunday(Sun)

メールなどで日にちを書く時は、以下のように曜日の略を付け足すと、相手にも伝わりやすいです。

Sales conference
Date: February 20th (Fri)

Paul’s birthday party
Date: March 7th (Sat)

英語で曜日を伝える

書き言葉でも話し言葉でも迷うことが多いのが、曜日の前に付く前置詞。以下3パターンに分かれることを覚えておきましょう。

  1. on Monday(月曜日に)
  2. this/next/last Monday(今週/来週/先週の月曜日)
  3. until/by Monday(月曜日まで/までに)

on Monday(月曜日に)

曜日の基本の前置詞は「on」です。例文をいくつか用意しましたので、声に出して反復してみてください。

I have work on Monday.

月曜日は仕事です。


I have a day off on Tuesday.

火曜日は休みです。


I heard it’s going to rain on Wednesday.

水曜日は雨だそうです。


Let’s go out for a drink on Friday.

金曜日は飲みに行きましょうよ。

ワンポイントアドバイス

「毎週月曜日」と言いたい時は前置詞の「on」を「every」、「隔週の月曜日」と言いたい時は「on」を「every other」に置き換えます。

Let’s have a meeting every Monday.

毎週月曜日にミーティングをしましょう。


Let’s have a meeting every other Monday.

隔週月曜日にミーティングをしましょう。

this/next/last Monday(今週/来週/先週の月曜日)

「今週の月曜日」と言いたい時は「this Monday」、「来週の月曜日」と言いたい時は「next Monday」、「先週の月曜日」と言いたい時は「last Monday」になります。

「this/next/last」が前置詞の代わりのようなものなので「on」はつけません。例文を見てみましょう。

Are you busy next Monday?

来週の月曜日は忙しいですか?


The kick-off meeting is scheduled for next Tuesday.

キックオフミーティングは来週の火曜日に予定されています。


I sent in the report last Wednesday.

先週の水曜日にレポートを提出しました。


Christine and I had dinner together last Thursday.

先週の木曜日にクリスティーンさんと一緒にご飯を食べました。

ワンポイントアドバイス

「this」を使用する時は気をつけましょう。特に、週の境のどちら側に位置するか曖昧な日曜日には注意です。

「this Sunday」と言うと、過ぎた日曜日なのか次の日曜日なのかがわかりません。例を見てみましょう。

A: Which day is your birthday?

B: This Sunday.

A: Do you mean Sunday the 15th or Sunday the 22nd?

B: The 22nd.
A: あなたの誕生日はいつですか?
B: 今週の日曜日。
A: それって15日の日曜日ですか?それとも22日の日曜日ですか?
B: 15日。

もちろん上記のBさんのような一言の答えではなく、きちんと過去形や未来形の文章で区別すれば誤解されることもありません。
Bさんが文章で喋るとこうなります。

A: Which day is your birthday?

B: My birthday was this Sunday.

A: Really? Happy birthday!
A: あなたの誕生日はいつですか?
B: 私の誕生日は今週の日曜日でした。
A: そうなんですか?おめでとうございます!

「this」をつかっても誤解を招かないためには、以下のように単語を付け足します。

This coming Sunday

次の日曜日


This past Sunday

ついこの間の日曜日


I’m taking my son to a theme park this coming Sunday.

次の日曜日に息子を遊園地に連れていきます。


I took my son to a theme park this past Sunday.

ついこの間の日曜日に息子を遊園地に連れていきました。

曜日と一緒に伝えることの多い「日付」を表す英語については、こちらの記事で詳しく解説しています。

by/until Monday(月曜まで/までに)

期限を表す時につかう前置詞「by」と、期間を表す時につかう前置詞「until」は、「on」の代わりに入れます。

ちなみに「by」と「until」の使い方を間違って覚えている方は多いので、ここですっきりさせておきましょう。

I have to finish my homework by Thursday.

木曜日までに宿題を終わらせないといけません。
(木曜日までならいつやってもいい=期限)


I can work on my homework until Thursday.

木曜日まで宿題をやる時間があります。
(今から木曜日まで時間がある=期間)


We need to be ready for the presentation by Wednesday.

水曜日までにプレゼンの準備ができていないといけません。
(水曜日までのどこかで準備をしておく=期限)


We can practice our presentation until Wednesday.

水曜日までプレゼンの練習ができます。
(今から水曜日まで時間がある=期間)


「来週の」「今週の」「先週の」と言いたい時にもつかえます。この場合、「next」「this」「last」の前に「by」や「until」をつけます。


I have to gather all the information we need by next Friday.

来週の金曜日までに必要な情報を全て集めなければなりません。


We have until this coming Friday to gather all the necessary information.

必要な情報を全て集めるのには次の金曜日まで時間があります。

曜日を聞く


英会話でこんな状況に出くわし、困ったことはありませんか?

A: Let’s meet on the 20th next week.

B: Which day is that?


A: I said the 20th.

A: 来週20日に会おうか。
B: それって何日?(それって何曜日?と聞きたい)
A: だから、20日。

Bさんが曜日を知りたい時の質問の仕方がわからないため、意思疎通ができません。

曜日は英語で「day of the week」と表現します。つまり「それって何曜日?」と聞きたい時は、次のように聞きます。

Which day of the week is that?

それって何曜日?


他にも曜日に関するフレーズをいくつか用意しました。声に出して何回か発話して、これから迷わなくなるように口に覚えさせてしまいましょう。


Which day of the week is it today?

今日って何曜日?


Which day of the week is the 15th?

15日って何曜日?


Which day of the week are you usually free?

普段何曜日が空いていますか?


Which day of the week is that store closed?

あのお店は何曜日に閉まっていますか?


曜日をもとに日付を確認したい場合は次のような表現を使いましょう。


What day is Wednesday this week?

今度の水曜日って何日でしょう?


What day is Tuesday next week?

来週の火曜日って何日でしたっけ?

曜日を指定する


「13日の金曜日」という映画がありますね。

原題の「Friday the 13th」のように、曜日と日にちを指定する表現を覚えておくと、予定を確認する時などに便利です。

特に国際電話会議などのセッティングでは、日にちの他に各拠点での曜日も確認すると、間違いを防げます。

Can we have a telephone conference on Thursday the 5th? It’s your Wednesday the 4th in New York.

5日の木曜日に電話会議はできますか?ニューヨーク時間でそちらの4日の水曜日になります。


Wednesday the 4th will be difficult. How about Tuesday the 10th here? That’s Wednesday the 11th in Tokyo.

4日の水曜日は難しいですね。10日の火曜日はいかがですか?東京で言うと11日の水曜日ですね。

 

* * *

英語での曜日の言い方や聞き方、前置詞の使い方などを紹介しました。いかがでしたか?

曜日に限らず、知識としては頭に入っていても、言い慣れていないから英語がスラスラ出てこないという経験はだれしもあると思います。

「教科書英語から抜け出せない」「伝えたいことはシンプルなのに、パッと英語が出てこない」という方。アウトプットを行うことで、既にある知識を実践に移せるようになります。

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