英語で「思いつく」の表現

ビジネス英語だから、会議中だから、といって難しい単語が出てくるわけではありません。
すでに知っている簡単な単語を組み合わせるだけで、話を切り出していくことができます。
まずは、アイデアをチームに共有するための「思いついた」という表現や例文を学んでいきましょう。

thought of 〜

“think of XX” は「(案を)思いつく」という意味です。
「今、ちょうど思いついた」という場合は、have + just+動詞の過去分詞形を使って表現します。

  • I've thought of an idea.
    今、ちょうどアイデアが一つ思いつきました。
  • I thought of a good idea.
    良いアイデアが思いつきました。


have an idea

“have an idea” で「アイデアを持っている」「考えがある」という意味です。
シンプルですが、とても使いやすい表現です。

  • I have another idea to solve this issue.
    この問題を解決するためにもう一つのアイデアがあります。
  • (It) sounds like a good idea to me.
    (それは)良いアイデアです。


occurred to me

“occur to XX” は「XXに思い浮かぶ」という意味です。
“that” を付けて、“occur to XX that…” という文にすると、「……という考えがXXに思い浮かぶ」という意味になります。

  • A good idea just occurred to me.
    良い考えがちょうど思い浮かびました。
  • It occurred to me that we have a better solution on this project.
    このプロジェクトにおいて、より良い解決策を思いつきました。


pop into my head / mind

“Pop into my head / mind” はアイデアが「パッと思いつく」「急に思いつく」「ひらめく」という表現をしたいときに使えます。head / mind のどちらも同じような意味です。

  • A great idea popped into my head.
    素晴らしいアイデアが急に思いつきました。
  • A better idea popped into my mind.
    もっと良いアイデアがひらめきました。


come to mind

“come to mind” は「頭に浮かぶ」「思い浮かぶ」という意味 です。

  • An amazing idea came to mind.
    素晴らしいアイデアが思い浮かびました。
  • A possible solution came to mind.
    (可能性のある)一つの解決策が思い浮かびました。


strike

“strike +人” で「(考えが)人の心に思い浮かぶ」「(考えが)突然思いつく」という意味です。
この場合、アイデアや考えなどが主語になります。

  • An effective marketing strategy struck me.
    効果的な販売戦略が思いつきました。
  • A new idea has struck me.
    新しいアイデアを思いつきました。


come up with

“come up with” で「思いつく」「考えつく」という意味で、非常によく使われる表現です。

  • Yesterday, I came up with a solution.
    昨日、解決策を思いつきました。
  • I came up with a new idea for increasing production.
    生産増大のための新しいアイデアを思いつきました。

英語の会議でアイデアを発言するフレーズ

まず重要なのは、会話を止めて、会話に参加する瞬間を能動的に作っていくこと。
次にご紹介するフレーズは実用的なものばかりです。
緊張するかもしれませんが、これらのフレーズを活用すれば、会議で発言するための突破口となるでしょう。

1.会話を止める


〈ちょっと待ってください。〉


〈割り込んでもいいですか?〉


2.意見を発言したい旨を伝える

無事に会話の流れを止めることができたら、周りも聞く姿勢になっているでしょう。
このときには、はっきりと自信を持って「意見を発言したい」旨を伝えることが重要です。


〈ちょっと発言させてください。〉


〈私の考えを言わせてください。〉


〈少し付け加えてもいいですか?〉


〈〇〇について一つだけ言わせてください。〉


〈アイデア/考えを共有させてください。〉


3.良いアイデアがあることを伝える

発言の機会を求めた後は、はっきりと「良いアイデアがある」ことを伝えます。
冒頭でご紹介した、アイデアを共有するフレーズを活用していきましょう。
周囲の期待を高め、あなたの意見により一層強い関心を持ってもらうことができます。


〈とても良いアイデアがあります。〉


4.気がかりな点を伝える

気がかりに思うことを伝えるのも、重要な意見のうちの一つです。
あなたが気がかりに思う点は、他の人にとっても懸念事項である可能性があります。
遠慮することなく伝えましょう。


〈ちょっと気になることがあります。〉


〈一つ問題に気づきました。〉


〈~という事実に気づきました。〉


5.賛成しかねることをやんわり伝える

会議では、反対意見を述べることも必要になります。
角が立たないよう、反対意見をやんわりと伝える言い回しを学びましょう。


〈私はそう思いません。〉


〈ちょっと違う風に考えました。〉


〈私の考えでは~〉


〈違う観点で考えたら~とも言えるのではないかと思うのですが。〉


〈奇妙に聞こえるかもしれませんが~〉


〈気のせいなら良いのですが~〉


6.発言を切り上げる/他の人の意見を聴く

どのような会議であっても、終盤の流れはだいたい同じです。
最後に、自分が発言した後に話を切り上げ、他の人の意見を求めるフレーズを学んでいきましょう。


〈取り急ぎ以上です。〉


〈私の意見がお役に立てば嬉しいです。〉


〈皆さまのご意見を伺いたいです。〉


〈あなたはどう思いますか?〉


〈いかがでしょうか?〉

まとめ

いかがでしたか?母国語でない英語の会議で発言することは、不慣れなうちは緊張し、物怖じしてしまいますよね。
今回学んだ英語表現や例文を使うことで、より自信のあるプロフェッショナルな印象を作れるでしょう。
有意義な意見や考えは、所属や立場に関わらず誰しもが持っているものです。
ぜひ、怖がらずに最初の一歩を踏み出して、自信を持って意見を共有してみてください。

春の特別キャンペーン
入学金 0円
3月31日(日)まで

無料体験で、ベルリッツクオリティを体感

無料体験レッスンは、教室・オンラインをご用意。
一部のプログラムは、無料オンライン体験または受講相談のみとなる場合がございます。

*は入力必須です。

個人情報の取り扱い にご同意いただいた場合のみ、「この内容で送信する」を押してください。

お申込みいただいた内容について、お電話またはメールにてご連絡を差し上げます。

資料請求、ご相談のみのお問い合わせもお気軽に