15.【コラム】会議を仕切る3つのメリット
英語力が低い人にとって、自分から話すことには3つのメリットがあります。
① 会話の内容をリードできる
英語力の低いうちは、いきなり相手から英語で話しかけられると、聞き取れず焦ってしまいます。
外国人:What do you think?
あなた:Yes, Yes. (とりあえずうなづいておこう…)
https://jp.berlitz.com/blog/uploads/2014/06/What-do-you-think.mp3
しかし、これがもしあなたから話かけていたらどうなるでしょうか?
あなた:What do you think?
外国人:Well, in my opinion….
https://jp.berlitz.com/blog/uploads/2014/06/Well-in-my-opinion.mp3
あなたが質問しているので、当然、今、何について話しているのか、あなたは分かっています。
多少聞き取れない単語があったとしても、大筋が分かるのと分からないのでは大きな違いですよね。
それに、質問した側として聞き取れなかったところをもう一度言ってもらうのは、回答する側として質問をもう一度繰り返してもらうよりも、ハードルが低い ものです。
また、相手に意見を言ってもらった後で自分の意見を言う、という流れを作ることで、相手が話している間に言うことを考える時間ができ、発言に余裕も生まれます。
相手の発話を受け身で待つよりも、 自分から積極的に仕切る方が、会議の内容をより深く理解できます。
② 相手への影響力、相手からの信頼が高まる
会議で発言しない人は、相手から「話さない人」、ひいては、「何も考えていない人」と見なされます。
すると、意見を求められることが減り、ビジネスにおける影響力も下がってしまいます。
逆に、よく発言する人は「自分の意見がある人」と見なされ、意見を聞かれやすくなります。
さらに、その内容に一理あれば信頼が高まります。
英語が拙いからと消極的にならず、どんどん発言することが、影響力と信頼を高める近道です。
③ 英語に自信をつけることができる。
たった1つのフレーズでも自分から質問し、相手に意図が通じることは成功体験です。
人間の脳は感情や成功体験とつながる経験を忘れにくくできているので、話しかけ、それが伝わる体験を重ねれば重ねるほど、英語力が鍛えられ、自信も深めることができます。
英語の会議が毎週行われるとしたら、それは素晴らしいチャンスです。
今回発言できなかったこと、わからなかったことを次回までに調べ、次回の会議で発言する、というステップを繰り返せば、着実に英語力を向上させることができます!
会議で実際に英語で発言することが、英語力アップに直結します。
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いかがでしたか?
たとえ英語力は初級レベルであっても、「コミュニケーションスキル」を一緒に備えれば、あなたはもっと積極的になれます。
この記事をヒントに、英語の会議を率先して仕切り、英語力と発言力を高めていただけたら幸いです。