1. 「聞こえづらいよ!」聞き取りにくい時の対処法

相手の声が聞こえにくかったら、すぐに伝えましょう。ボケに対するツッコミを入れるくらいすぐのタイミングがベストです。
社内メンバーの会議では、以下のようにダイレクトな言い回しを使うといいでしょう。

Sorry, I’m having trouble hearing you.

すみません、ちょっと聞こえにくいです。


Sorry, I can’t hear you at all.

すみません、全く聞こえないです。


Could you speak a little louder? I can’t really hear you.

もう少し大きな声で話してください。よく聞こえません。


Could you speak a little closer to the mic? I can’t really hear you.

マイクにもう少し近づいて話してください。よく聞こえません。

 

また、社外の人とオンラインミーティングをする場合や、改まった態度を示したい場合は以下の言い回しを使いましょう。

I’m afraid I’m having trouble hearing you.

申し訳ありませんが、少し聞こえづらいようです。


I’m afraid I can’t hear you at all.

申し訳ありませんが、全く音が来ません。


Would you mind speaking a little louder, please? I’m having trouble hearing you.

もう少し大きな声で話していただけますか?少し聞こえづらいので。


Would you mind speaking a little closer to the mic, please? I’m having trouble hearing you.

もう少しマイクに近づいて話していただけますか?少し聞こえづらいので。

2. 「なに言ってるのかわからないよ!」聞き取りが難しい時の対処法

もし向こうの相手の方が英語が上手いのならば、こちら側の英語レベルで理解できるように、話す英語のレベルを下げてもらう必要があります。
ベルリッツではこの方法をレベルダウン・テクニックと呼んで、受講生の方に身につけていただいています。以下のフレーズを使って、相手に英語の難易度を調節してもらって、こちらが理解できるペースで話をしてもらいましょう。
こういったお願いは特にタイミングとスピードが大事なので、would you mind … などといった回りくどい言い方はしなくても大丈夫です。

 

Sorry, could you slow down a little bit? I’m having trouble following you.

すみません、もう少しゆっくり話してください。ちょっとついていけてないです。


Sorry, could you go over that again, a little more slowly?

すみません。もう一度説明してくれますか?今度はもう少しゆっくり。


Sorry, could you repeat that for me?

すみません。もう一度言ってくれますか?


Sorry, could you rephrase that more simply?

すみません。シンプルに言い換えるとどういうことでしょう?



50% ~ 70%ほど理解できたら、ちゃんと理解を確認しましょう。以下のフレーズを使います。


Let me confirm. So you mean …?

ちょっと確認させてください。つまり・・・ということでしょうか?


So you’re saying …?

つまり・・・ということですね?


例:
Let me confirm. So you mean our next meeting will not be on Monday?

ちょっと確認させてください。つまり次の会議は月曜日にはやらないということでしょうか?


So you’re saying we need to complete the project a week early?

つまりプロジェクトを一週間前倒しにしなければならないということですね?

3. 「そちらは準備OKですか?」ミーティングの進行

回線がつながってミーティングが始まったらなにを言いますか?
ここではオンラインミーティングの進行に使うフレーズを練習しましょう。まずはミーティング開始時点で使うフレーズから。

Can you hear us?

聞こえますか?


I can hear you loud and clear.

こちらははっきり聞こえています。


Sorry, there’s something wrong with our line. Please give us a moment.

すみません、回線に問題があるようです。少々お待ち下さい。


There’s a lot of noise. Let me try connecting again.

ノイズがひどいですね。もう一度かけ直してみます。


Is everybody there?

そちらはみなさんおそろいでしょうか?


We’re all present over here.

こちらは全員そろっています。


Shall we get started?

ではそろそろ始めましょうか?


 

次に、オンラインミーティングをまとめる時に使うフレーズです。

Before we wrap up, I’d like to confirm a few things.

会議を終える前に、数点確認させてください。


Are there any questions or concerns before we wrap up?

会議を終える前に、質問や疑問点などございますか?


I guess that’s it for today. Thank you. Bye.

では今日のところはこれで。ありがとうございます。失礼します。

4. 「そっちはどうですか?」ミーティング開始前のスモールトーク

まだ参加者が全員そろっていない時、少し談笑して間を繋ぐ必要がありますよね。
最後に、簡単な世間話の切り出し方を練習しましょう。

How are things going over there?

そちら(の調子)はどうですか?


What’s new in London? / What’s new at London office?

ロンドンオフィスでは最近なにかありましたか?


How’s the weather in London?

ロンドンの天気はどうですか?


 

では上記の質問を向こうから聞かれた際にどう答えるのか、例を見てみましょう。

We’ve been very busy over here. This is my third meeting of the day. How about you?

こちらはとても忙しくしています。これが本日三つ目の会議です。そちらは?


Not much, but I’m going on vacation soon. How about you?

特にはないですが、もうすぐ休暇を取るんですよ。そちらは?


It was really cold last weekend, but it’s getting warmer, finally. How is it in London?

先週末はものすごく寒かったのですが、やっと暖かくなってきています。ロンドンはどうですか?


 

いかがでしたか?以上のフレーズがスラスラ発話できる状態になるまで練習すれば、英語のオンラインミーティングの基本的な流れに対応できるようになります。

英語のオンラインミーティングに参加するということは、程度は人それぞれですが、あなたのチームや会社の代表者として相手の話を聞いたり、こちらの言い分を伝えたりする責任があるはずです。
フレーズを口に覚えさせたら、それらを使ってたくさん場数を踏んで、オンラインミーティングの苦手意識を克服しておきましょう。

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