グローバル化が進む今、就職・転職活動の面接で外国人の上司にあたることはよくあります。
英語面接で最初の課題になるのが、挨拶と自己紹介です。ただでさえ緊張する英語の面接。自己紹介がうまくできるかどうかは合否に大きく影響します。
では実際に英語の面接に挑むとき、どのような挨拶と自己紹介をすれば良いスタートを切れるのでしょうか?
そこで今日は英会話教室のベルリッツでビジネストレーナーを務めるKAZが、ネイティブ教師と共に3つのポイントに分けて紹介します。
グローバル化が進む今、就職・転職活動の面接で外国人の上司にあたることはよくあります。
英語面接で最初の課題になるのが、挨拶と自己紹介です。ただでさえ緊張する英語の面接。自己紹介がうまくできるかどうかは合否に大きく影響します。
では実際に英語の面接に挑むとき、どのような挨拶と自己紹介をすれば良いスタートを切れるのでしょうか?
そこで今日は英会話教室のベルリッツでビジネストレーナーを務めるKAZが、ネイティブ教師と共に3つのポイントに分けて紹介します。
第一印象が重要なのは世界共通です。挨拶しながら握手となりますが、どのように行えばいいか紹介します。
握手をしながら、お辞儀はしません。日本人のクセで握手の最中もお辞儀をしてしまいがちですが、握手の最中はむしろ胸をはって堂々としてください。相手の目を見ながら自信をもって笑顔で握手します。
実は、握手一つで、相手に与える印象が大きく変わってきます。
強すぎず、弱すぎず、でも自分の力強さ、熱意が伝わるように行いましょう。指先だけつかむ握手は相手にあまりいい印象は与えません。
ボリュームのある指輪などをしていると相手が痛いこともあるので、予め外しておく方が無難です。
それでは握手しながら、挨拶はどうすればいいのか?挨拶の例文を紹介します。
あなた:Hello Sir/Madam, my name is Hiroshi Tanaka, I’m here for the 2 o’clock interview.
面接官:Thank you for coming today Mr. Tanaka. I’m Steve Smith/Jane Smith. I will be your interviewer.
あなた:「はじめまして。田中博です。2時からの面接で伺いました。」
面接官:「本日はお越しいただきありがとうございます田中さん。私はスティーブスミスです。本日面接官をつとめさせていただきます。」
面接官:Hello, you must be Mr. Tanaka. I’m Steve Smith/Jane Smith and I will be interviewing you.
あなた:Yes, it’s a pleasure to meet you Mr./Ms. Smith. Thank you for giving me the opportunity to talk to you today.
面接官:「こんにちは、田中さんですよね?面接官のスティーブスミスです。」
あなた:「はい、スティーブさんお会いできてうれしいです。本日はお時間をいただきありがとうございます。」
いきなり「自己紹介してください」など本題に入ることもあれば、そうでない場合もあります。
例えば「会社までの道は分かりにくくありませんでしたか?」「外は暑かったですか?」などアイスブレークから始まることも。
そういった予期しない質問にも答えられるようにしておきましょう。よく面接で行われるスモールトークを紹介します。
面接官:Were you able to find our office easily?
あなた:Yes! The map on your website was very clear.
面接官:「会社の場所はすぐわかりましたか?」
あなた:「はい、御社のウェブサイトの地図が非常にわかりやすかったので。」
あなた:The map you sent me was very clear.
あなた:「はい、送っていただいた地図がとてもわかりやすかったので。」
あなた:Yes! I just used my phone.
あなた:「はい、スマートフォンを使ったので。」
面接官:Did you have any difficulty finding our office?
あなた:Not at all! I used to work near here, but I left home early just in case.
面接官:「オフィスが探しづらくありませんでしたか?」
あなた:「大丈夫でした。以前この近くで働いていましたし、万が一のため家を早めに出ましたので。」
あなた:I checked the directions on your website and they were very easy to follow.
あなた:「事前に確認していたウェブサイト上の行き方がわかりやすかったので」
あなた:I got a little lost in the subway, but fortunately I managed to get here on time.
あなた:「地下鉄で少し迷ったのですが、なんとか到着出来ました。」
面接官:It’s very hot and humid, isn’t it?
あなた:It is. It seems particularly hot this year.
面接官:「外は暑いですか?」
あなた:「そうですね、今年は特に暑い気がします。」
あなた:I hope it cools down soon.
あなた:「早く涼しくなって欲しいです。」
あなた:I hope so too. Although I think it was even more humid yesterday.
あなた:「そうですね、ただ、昨日よりは蒸し暑くないと思います。」
面接官:Is it always hot like today this time of year (in Japan)?
あなた:Actually, I don’t think it was this hot last year. This year is exceptionally hot.
面接官:「日本は毎年今日みたいに暑いのですか?」
あなた:「そうでもないです、去年はそんなに暑くありませんでした。今年が非常に暑いと思います。」
それではいよいよ自己紹介の仕方を紹介します。
自己紹介はシンプルがベスト。日本語の面接にも通じますが、あまりひとつひとつの事柄を細かく説明してしまうと、かえって全体像が伝わりにくくなります。
また長すぎると、相手も飽きてきます。「詳細が知りたければ相手から質問してくれるだろう」というつもりで、簡潔に伝えましょう。
ちなみに別の記事で英語の雑談(スモールトーク)にぴったりな話題をまとめています。面接でこちらから雑談の話題を振るのは慣れるまで避けたほうが無難ですが、どんな話題はOKでどんな話題はタブーか知っておいて損はありません。
雑談が好きそうな面接官であれば、こちらからも質問をし返して距離を縮めるのもアリだと思います!
面接官:Tell me about your background.
あなた:I’ve been working at (Berlitz) in the (IT department) for (6) years. I’m responsible for the (company website). Before that I used to work for an (IT company) as a (consultant).
面接官:「自己紹介を聞かせてください。」
あなた:「私はベルリッツのIT部門で6年働いてまいりました。私は会社のWEBサイトを担当しております。その前はIT事業者でコンサルタントとして働いておりました。」
※カッコ内をあなたの状況に置き換えて練習しましょう。
基本的には、職歴のみを話す形でよいと思いますが、大学を卒業して間もない場合や、アピールしたい場合は下記フレーズを使ってください。
I graduated from (ABC University) where I majored in (Global Business Management).
After I graduated, I joined (Berltiz) as a (Sales Rep).
私はABC大学でグローバルビジネスマネジメントを専攻しておりました。
大学卒業後は、営業としてベルリッツに勤めています。
私の友人で外資の製薬会社に入社したA君がいます。彼の英語力はあまり高くありませんでしたが、面接時に自信をもって堂々と話した態度が評価され内定を得ました。
つまり面接で重要なのは自信です。完璧な英語を話す必要はないのです。
ただA君も、やはり自分の強みや仕事への情熱を堂々と英語で話せるように勉強・練習はしたとのこと。
ベルリッツでは「転職に向けてビジネス英語を伸ばしたい」「面接で話す内容の添削と練習をしてほしい」など、あなたのニーズに合わせてレッスンをカスタマイズします。自信を持って面接に臨みたい!という方は無料体験レッスンをお試しください。
さらに面接でよく聞かれる質問も別記事でまとめています。こちらも併せて読んでみてくださいね。
ベルリッツでは、ネイティブスピーカーによる英語面接のコツやポイントを説明した動画をご用意しています。
リスニングの練習にもピッタリなので、ぜひご視聴ください!
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