レポート(論文)
レポートは一般的に
タイトル
序論
本論
結論
の4つで構成されます。
1.タイトル
レポートのタイトルは、このレポートが何について書かれているのか? 何を主張しているのか? を読者に伝えます。
これにより、読者はそのレポートに何を期待するのか、また、自分自身の研究を行うために読むのであれば、それが自分の研究分野に関連しているかどうかを知ることができます。
理想的には、レポートのタイトルは読者の注意を引き、好奇心を刺激し、あなたのレポートを読むように促すようになっていることが大事です。
タイトルでは冠詞(a / an / the)、前置詞(in / from / on 等)、接続詞(and / but / so 等)を除いた単語はすべて大文字で書き始めるようにしましょう。
タイトルの例)
The Effect of Income Taxes in Japan: Evidence and Implications for Permanent Taxpayers
2.序論
序論で大切なことは、読者にこのレポートの目的を伝え、関連づけることです。目的は大きく分けて3つです。
このレポートに興味を持ってもらう
読者に論文の内容に関する一般的な知識を与える
本論を読んでもらえるようにつなげる
この3つの目標を達成できるように序論を書き上げましょう。
3.本論
本論では、見出しや小見出しに分けながら、主張や仮説が正しいものであることを立証するために、客観的なデータや証拠を学者の論文や書籍などから引用し説明することが大事です。
序論と結論がそれぞれ数段落であるのに対し、本文は何ページにも及ぶことがあります。
4.結論
ここでは、レポート内のすべての情報をまとめ、決定的な解釈や判断を下すことを目的にします。 著者が自身の個人的な意見や推論を書いても問題ありません。
ただし、ここでは新しい情報を加えないようにしてください。
詳しい英語のレポートの書き方はこちらをご参照ください。
ビジネスメール
ライターのあなたは、すべてのビジネスメールが受信者の作業を中断するものと認識しておくことが大切です。
そして、人は1日に何百通ものメールを受信することが珍しくありませんので、あなたが送ったメールを読んでもらうには、読者の注意を引き、さらに興味を持ってもらえるように書かなければならないことも理解しておくことが大事です。
さらに、目的を素早く明確に伝えられるように書かなければならないことも覚えておきましょう。
そんなビジネスメールは、一般的に、以下5つの項目で構成されます。
件名 (Subject Line)
あいさつ (Formal greeting)
本文 (Body copy)
締めの言葉 (Closing phrase)
署名 (Signature)
1. 件名 (Subject Line)
件名の印象は、読者がメールを開くか否かの判断に大きく影響を与えます。件名は、シンプルで具体的、かつキャッチーなものにしましょう
また、件名の中に、メッセージの内容を簡潔に要約するキーワードを使うとよいでしょう。
例. How can you grow your YouTube channel?
例えば、YouTubeのチャンネルビューアーの数を増やしたい人に対して、そのためのコンサルティングサービスを紹介したい場合、「どうすればユーチューブチャンネルの視聴者を増やすことができるか?」と質問すれば、興味を引くことができます。
受け取り手が気になっていることや思わずメールを開いて見たくなるようなキーワードを件名に織り込むことが得策です。
2. あいさつ (Formal greeting)
メールの冒頭を飾る挨拶文にはさまざまなバリエーションがありますが、最も一般的なものは次のとおりです。
宛先が不明な場合("to whom it may concern "の場合)を除き、常に連絡先の名前を書くことが大切です。必要であれば、電話などで相手の名前を確認しましょう。
3. 本文 (Body copy)
一般的に2つの部分(冒頭と趣旨)で構成されます。
冒頭では、あなたが誰で、どこから来たのか、そして何を求めているのかを説明しましょう。
例. I hope this email finds you well. My name is Jane Doe, and I'm contacting you from XXX with information on some new products I think you may be interested in.
「お元気でお過ごしでしょうか?私はXXX社のジェーン・ドーと申します。弊社の新製品にご興味がお有りかと思い、ご連絡差し上げています。」
趣旨では、メールに対して受け手にして欲しい行動を伝えます。
例. I'd welcome your feedback on our new range of products and would like to arrange a call to discuss the next steps. Please respond to this email if you would like to chat, including some dates and times that are convenient to you.
I am looking forward to hearing from you.
私たちの新しい製品グループについてのご意見をお聞かせください。ご興味をお持ちいただいた場合、電話でお話しさせていただきたく思います。ご都合のよい日時をお書き添えの上、このメールにご返信願います。
ご連絡をお待ちしています。
4. 締めの言葉 (Closing phrase)
締めの言葉には、フォーマルなものとセミ・フォーマルなものがあります。
相手との関係性を考えて使い分けましょう。
フォーマルな場合
セミ・フォーマルな場合
Kind regards
Best regards
Best
Thanks
5. 署名 (Signature)
さまざまな書き方がありますが、一般的には下の構成になっていれば大丈夫です。
名前(フル・ネームで) Name
肩書 Position |会社名 Company Name
電話番号 Phone
会社ホームページアドレス Website
詳しい英語でビジネスメールを書く方法はこちらから。